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シャンゼリゼ・オペラエチエンヌ・ルーブルバスチーユ・オベルカンフ""サンジェルマン・マレヴァンブのみの市

 
エチエンヌ・ルーブル エチエンヌ・ルーブル
きれいなミルクティー色。飼い主の横でおとなしく通りを行く人を観察。
エチエンヌ・ルーブル
誰もいないお昼休みの床屋さん。イヌもリラックスしているのかダラケ中。
エチエンヌ・ルーブル
訓練用の引き綱をつけているから、まだ子犬? 目の上の茶色の斑点が「麿」っぽい。
エチエンヌ・ルーブル
シャンゼリゼを失踪中の大きなイヌ。飼い主はどこだ?!

パリ
パリは犬の街
この状態を見かねた、「花の都」ならぬ「ヨーロッパでいちばん汚い街」の市役所は、飼い主に向けて「落とし物をきちんと始末しましょうキャンペーン」を行ったのだ。そのキャンペーンは、無料で「落とし物を拾うスコップ」を配るというもの。ボール紙をちょいちょいと折りたたむと、スコップになるもので、使用後は落とし物と一緒に始末できるし、持ち歩くのにも便利。が、これがまったく普及しなかった。誰も使わなかった、といってもいいくらいだったらしい。日本人からするとちょっと信じられない話だが。尾籠な話でスミマセン
そんなふうに、イヌはどこでも「威張っている」。別に態度が威張っているわけではないが、一人前の扱いを受けている。子どもよりも偉いくらいだ。カフェやレストランにももちろんいる。レストランのイヌが、店の中を歩き回っている。高級ブティック(床に絨毯が敷いてあるようなところね)にも、いる。 だから、パリは「イヌの街」なんじゃないかと思った。
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