例えば恒例となっている正月合宿は、毎年１２月２９日の夜から正月２日か３日まで志賀高原高天ヶ原スキー場「ホテル銀嶺」をベースに志賀高原を縦横無尽に滑りまくるツアー（合宿）です。いくつかの班に分かれツアー形式で講習が行われます。 　天気がいい日は、まずは朝一番の高天ヶ原の誰もいない圧雪された、最高のコンディションのバーンを上から下までノンストップで２〜３本滑ります。他のスキーヤーがチラホラ出てきたらタンネの森をトラバースし一の瀬ゲレンデに出て、気が向けば一の瀬の大斜面を一本！そしてダイヤモンドを上がり山ノ神を降りて焼け額に入ります。南館のゴンドラか東館のゴンドラかはその日の気分で。

　焼額山山頂から奥志賀山頂までの歩くところはちょっとだけ大変だけど、天気がいいと苦にならない。そして山頂からクラウチングを組んで直滑って奥志賀ゴンドラへ。ギャップだらけのコースを一気に降りゴンドラに乗り、今度は奥志賀の大斜面へ。この頃にはもうお腹ペコペコ、喉が乾いてカラカラ！生ビールはすぐそこ、って感じで麓のレストラン、”クリスチャニア”へ一目散。もう午前中でヘロヘロ。午後は元気だと同じルートを滑って戻るけど、ちょっとヘロるとバスに乗って楽ちんコース。